理事長紹介

志高きJAYCEEが新たなる未来を切り拓く!誰からも愛される魅力ある地域創造のために!!

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ふりがな もちづき さとし
氏名 望月 聖之
信 条 時は命なり
趣味・特技 ゴルフ、ボート(漕艇)

  LOM歴 出向歴(日本JC・地区・ブロック)
2003年 入  会  
2004年 人間力開発委員会 幹事 日本JC 人間力開発委員会 委員
2005年 豊かな心育成委員会 副委員長 静岡BC 元気なまち創造委員会 副委員長
2006年 未来の力創造委員会 委員長 日本JC 総務委員会 委員
2007年 青少年特別委員会 特別委員長  
2008年 副理事長 日本JC ローカルコミュニティー復活推進会議 副議長

はじめに

 (社)浜松青年会議所(浜松JC)は、愛するこの地域のため、無限の可能性に挑戦し、必ずや社会変革を通じ魅力ある地域を実現できる組織であり、浜松JCメンバー一人ひとりは、何事からも逃げることなく、臆することなく、市民や地域の期待や信頼に応えることができる青年であると確信しております。
西暦1951年、戦後の復興の目途もつかないころ、郷土を自らの手で復興させようという熱き思いのもと、18名の青年によって浜松青年会議所が誕生致しました。青年会議所設立当時の「明るい豊かなまちづくり」とは、戦災により荒廃した地域や人の心を復興することに主眼を置くものでした。それから半世紀以上が経過し、わが国日本は、高度経済成長により世界に誇る経済立国の実現を成し遂げたのです。しかしながら、バブル崩壊による経済の混乱、政治不安、学校や家庭でのいじめ、更には、目や耳を疑いたくなるような残虐な事件や事故が世間を騒がせおり、「明るい豊かな社会」とは少し離れた社会が、今我々が生きる現実的な社会ではないでしょうか。今、皆さんは気づいているはずです。時代の流れとともに大切な何かを置き忘れてしまっていることを。
さて、この地域浜松は、風光明媚な自然環境と温暖な気候に恵まれながら、世界に誇れる企業が数多く存在し、不屈の精神「やらまいか」が市民に宿る、魅力溢れる地域であると考えます。だからこそ、市民一人ひとりがこの地域の魅力(財産)というものを、しっかりと認識した上で自らの手で地域の魅力を未来へ繋ぐ気概を持つことの大切さを感じて欲しいのです。そのためにも、我々浜松JCは、先人たちが築き上げ脈々と受け継がれた歴史に感謝しながら、今の時代に適した「明るい豊かなまちづくり」を継続的に展開し、市民や地域に発信していくことが責務なのです。
2008年10月、浜松にて(社)日本青年会議所主催のもと「第57回全国会員大会浜松大会」が開催されました。大会を通じ、日本全国にこの地域「浜松」を発信する絶好の機会となったことはもちろんのこと、今や全国から注目されるJCや地域へと発展しました。大会を主管した翌年だからこそ、大会を通じて得たものや、支えていただいた多くの方々に感謝しながら、更なる地域発展のため、継続的にJC運動を邁進しなければならない責任が浜松JCにはあるのです。そのためには、自らが、物事の先入観に捉われず、あらゆる視点から謙虚に、素直に、客観的に物事を観て、力強く生きていくことが重要であり、そして自身に課せられた責務というものをしっかりと認識し、この愛する地域を更に魅力ある地域へと飛躍させるという気概を浜松JCメンバー一人ひとり持つことが大切なのです。
さあ、今こそ目覚めよ、志高きJAYCEEの仲間たちよ。利他の精神を持ち、無限の可能性に挑戦することを誇りに思い、誰からも愛され頼られる組織となり、魅力ある地域を創りあげていくために。

志高きJAYCEEが市民や地域から愛されるJCを築く

 市民意識変革運動を唱え、『明るい豊かな社会』の実現を運動の方向性とし、『ひとづくり』や『まちづくり』を運動の手段として掲げているJCならば、先ずは、自らが力強く、頼られる人間でなくてはなりません。地域のリーダーとして、まずは、自らが置かれている立場や担いの重さに耐えられる強靭な精神力と情熱的な行動力、そして思いやりや感謝の念を兼ね備えた人物であることが必要なのです。
だからこそ、今一度、『JAYCEEとしての高い志とは』、『JCの魅力とは』を浜松JCメンバー一人ひとりに考えていただきたいのです。そして、その答えが確固たる自信の中から生まれることができたならば、必ず力強いJC運動を市民や地域に向けて発信できるのです。そのためにも、JCの原点を学ぶ会員研修やメンバー同士が本気でJC運動を語り合える機会を通じ、JAYCEEとしての資質向上に繋げて参ります。
また、JAYCEEは、JCメンバーであるのと同時に、社会・企業の一員として、家族の一員として、様々な担いや使命を持っているからこそ、JCは気づきや学びを得られる場でなければならないのです。そして、JCからの気づきや学びを周りにいる多くの人たちに伝えることがJAYCEEの責務であり、そのことが市民や地域から愛されるJCへと繋がっていくのです。JC運動に対し、自らが積極的に関わることで、JCに誇りを持って頂き、決してJCメンバーでいながら傍観者でいることなく、苦言だけを申すのでもなく、同じフィールドに立ってJCメンバー全員で組織を創りあげていくことが、今の浜松JCには必要だと考えます。メンバー一人ひとりが、自らの使命をしっかりと認識し、社会で起きている現実に目を背けることなく、積極果敢に行動することで、市民や地域から愛されるJCへと飛躍し、魅力ある地域の創造へと繋がっていくのです。


豊かな心を育むために

 現代の社会は、物質的な豊かさとは反面、心のどこかで貧しさを感じ、自己愛や家族愛、地域愛などの欠如、更には、生きる力を失い、命の大切ささえも見失っている人が少なくないのではないでしょうか。人は、愛に満ち溢れ、他人を敬い、感謝の念を持ちながら、感性や創造性を豊かにすることにより生きる力が育まれ、地域の宝(人財)となるのです。そこで、浜松JCでは、「豊かな心」を育むことを通じ魅力ある地域を継続的に創造できる人材の育成を、展開して参ります。
  先ずは、地域の未来を担う青少年の人材育成として、青少年を取り巻く環境をしっかりと認識し、真摯に受け止め、青少年の目線に立った事業を展開することが重要だと考えております。また、青少年は、大人の背中を見て成長いたします。我々大人が自らの言動や行動に自信と誇りを持ち、自らが模範的な人間にならなければ、そこから発信されるメッセージは、青少年たちに何の説得力も効果も無いことを認識しなければなりません。だからこそ、青少年たちだけが成長するのではなく、大人が共に成長でき、世代を越えたコミュニティーが確立できる青少年育成事業を展開する必要があるのです。
  また、この地域に宿る音楽・芸術文化の発信は、多くの人々に夢や感動を与え、心の豊かさをもたらしてくれるとともに、市民が地域を愛し誇りに思う心を育みます。そこで、浜松JCでは、今一度、地域文化の重要性を認識した上で、地域文化の特徴を生かした事業を展開して参ります。豊かな心を育んだ市民が地域に満ち溢れることは、地域の財産に繋がり、魅力ある地域創造の礎となるのです。


地域の力を結集するために

 魅力ある地域を創造するためには、地域の力を結集し、無限の可能性に挑戦していかなければなりません。そのためには先ず、我々浜松JCが地域青年経済人として、地域の若手リーダーとして、地域に関心を持ち、理想の地域を提唱し、理想を実現することへの覚悟と気概を持つことが重要なのです。その上で、浜松JCより発信されたメッセージが独り言で終わらないためにも、地域において信頼を得られた上での絆を構築し、更に、市民一人ひとりがこの地域に関心を持ち、自らの手で自らの未来を創ることに気概が持てるような、市民が主体的に参画できる運動を、展開しなければならないのです。
また、明るい豊かな社会の創造に向け邁進している近隣JC(同志)との連携は、【英知】と【勇気】と【情熱】が相乗効果として発揮され、まちづくりのための力強い原動力となることをしっかりと認識しなければなりません。更に、JC運動を邁進する上で重要なことは、行政・企業・諸団体との協力体制を有機的に築くことだと考えております。地域のための運動や活動を各々が進めるよりも、それぞれの立場を尊重しながらも互いに認め合い、力を結集することが、魅力ある地域創造への近道なのです。そこで、浜松JCは、地域ネットワークの構築を具現化し、明るい豊かな社会の創造に向けた地域ビジョンを、JCの目線だけでなく、市民や地域から求められているものをしっかりと認識した上で、地域における課題や問題から逃げることなく、自らが積極的に問題解決していく姿勢を発信して参ります。


人との絆に感謝するために

 JCには無限の可能性を秘めた、人との出会いがあります。全国の志同じくするメンバーとの絆や、JC運動・活動を通じて触れ合うことができた市民、そして、世界の仲間たちとの出会いによって、多くの気づきや学びを得ることができ、自己研鑽や明るい豊かな社会の創造に繋がる原動力となるのです。また、人との出会いには、様々な価値観や考え方、様々な文化や伝統を知ることができ、個人や組織、地域のアイデンティティーを再認識する絶好の機会となり、そのことは、自信と誇りに満ちた生き方に繋がっていくのです。更に、人は、決して一人では生きていけません。誰かに支えられたり、時には誰かを支えたりしながら生きていくものなのです。それは、組織においても同じことが言えるのではないでしょうか。2008年度、第57回全国会員大会浜松大会を主管させていただいたJCとして、そこで得られた知識や経験、多くの人との絆に心から感謝するとともに、恩返しの念を常に忘れてはなりません。日本人の持つ古来より脈々と受け継がれた素晴らしい精神の中に「おもいやり」や「おもてなし」という言葉があります。自らの利益のみを追求するのではなく、他人の利益や幸せを心から望む精神こそ、真のJAYCEEに必要な魂ではないでしょうか。
また、浜松JCでは、2009年度においても、多くの出向メンバーを(社)日本青年会議所(地区協議会、ブロック協議会含む)に輩出させていただきます。出向者が浜松を離れた各フィールドで思う存分、力が発揮できるよう、しっかりと出向者を支援する体制を築いて参ります。出向者一人ひとりが対外に向け浜松を発信することと、出向先で得た気づきや学びを地域にお返しすることが、魅力ある地域創造へ繋がると確信しております。

力強い組織であるために

 JCが明るい豊かな社会の実現を目指しているのであれば、継続性を持った力強い組織を創造することが必要なのです。近年、JCを取り巻く環境として、会員の減少と事業への参加率低下が課題となることも少なくないでしょう。もちろん魅力ある組織でなければ、人はJCという扉を開かないでしょうし、その空間に心地よさも感じないはずなのです。
さて、JCの魅力の一つに、普段の生活では体験できない、JC運動や活動を通じて得られる大きな感動や達成感があります。しかし、その感動や達成感はJCならではの厳格なる規則や礼儀、仕来りがあるからこそ、得られるのではないでしょうか。しかしながら、今の時代は、こうした規則や礼儀、仕来りなどを語ることに恥ずかしさを感じ、ついつい大切だと知りながら軽んじてしまうことがないでしょうか。だからこそ、JC運動を効果的に邁進するためにも、入会まもない時期に、JCとは何たるかを学ぶとともに、今一度、古き良きJCの精神を学ぶ機会が必要だと考えます。
そして、新しい仲間となる人材の発掘はJCの組織力が必要であり、JAYCEE一人ひとりの実体験からなる力強いメッセージの発信が、入会へ導くための説得力に繋がることをメンバー全員が認識しなければなりません。更に、力強い組織を未来へ繋ぐためには、JCメンバー一人ひとりがJC運動や活動に対し、積極的に参画し、JCの魅力を自らが認識したうえで後世へ伝えることが必要なのです。そのためにも、事業の意義や目的、開催案内をメンバーに周知徹底することが重要だと考えます。事業への参画なしに、浜松JCを語ることも出来ないし、ましてや明るい豊かな社会の実現を唱えることもできません。組織が成長するのも衰退するのも、誰かの責任ではなく、そこにいる全ての人の責任なのです。決して物の出来事に批判するのではなく、どうすれば良くなるのかを検証する。そのことの積み重ねが必ずや、継続性を持った力強い組織となるのです。

市民や地域の期待と信頼に応える公益性ある組織であるために

 JC運動や活動を邁進する上で重要なことの一つに、組織運営があげられます。これまで浜松JCは、先輩たちが築き上げた歴史と文化を脈々と継承しながらも、時代の変化に順応した組織運営を行って参りました。そして現在、社団法人は、『一般社団法人』か『公益社団法人』のいずれかの道を選択しなければならない岐路に立たされております。地域に根ざした運動や活動を展開し、市民や地域の期待と信頼に応える公益性ある事業を展開する組織であるためには、我々浜松JCは、『公益社団法人』の道を選ぶことが最善の選択であり、そして、そのことを浜松JCメンバー全員が理解し、納得した上で、進めることが重要だと考えております。また、組織運営を行う上で重要なことは、組織の財政管理とコンプライアンス、ならびに、円滑でありながら適性かつ正確な運営であると考えます。
決して自己満足で終わることなく、自らを律しつつも、誰もが参加したくなるような有意義で品格ある組織運営を通じ、組織の活性化に繋げることが、市民や地域の期待と信頼に応えるべく組織の構築となるのです。JAYCEEやJCとしての品格を追求した組織運営を実現してこそ、魅力ある地域の創造へと繋がるのです。

最後に

 JAYCEEだから、明るい豊かな社会の創造を目指すのではなく、明るい豊かな社会の創造に使命感を抱いているからJAYCEEなのです。一生涯JAYCEEであることに覚悟を決めてこそ、真のJAYCEEとなるのではないでしょうか。
同じ志を持った多くの絆に結ばれながら、明日が今日よりも素晴らしい日になるために、ともに邁進して参りましょう。

 

この世に生まれたことを喜びとし、
浜松という地域に縁があったことを誇りに思い、
自分でなく誰かのために行動を起こすことを美徳とする。
二度とない人生だからこそ、悔いを残すことなく生きぬこう。
誰からも愛される魅力ある地域創造のために!

 


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このページは2009年度の情報です。本年度の情報はこちらをご覧ください。