あの人は今?
       --浜松JCの功労者達--   「第3回 佐々木雄三先輩編」

そんな年末も差し迫った時、大成建設から土木部の設計室をJC会館にどうでしょうとの声がかかりました。当時にしては破格の値段での提示だった為、日本JC最終理事会で協議に掛け購入しようという運びになりました。翌年は、担当副会頭で日頃からお世話になっていた井奥先輩が会頭に決定していた為に私は引き続きJC会館特別委員会を担当することになりました。(単年度制のJCでは2年連続は珍しい)
購入したものの、当時は近隣住人の反対・地下鉄への反対で一坪運動などがあり、反対者の家に足を運び説得する日々が続きました。また破格の値段とはいえ、東京の一等地ということもあり予算の2億円ではとても購入することが出来ず委員会で資金を準備することになりました。悩んだ結果JC債権を発行し、その結果各LOMのJC基金で債券を買って頂き15億円、そして個人の寄付で3億円ほど集まり、無事JC会館を購入することが出来ました。

 

JCとは
 青年の情熱をかきたてるような団体でなくてはいけない、JCに入ったがゆえに自分を磨き上げるようにしてほしい。JCに入ってしまえば企業規模の大小は関係なく皆が同じ土俵に上がってしまうので、お互いに人の良いところを取り合えばいい。また悩みを打ち明けられる人を作る、その為には大胸筋を開け。『JCとは連続の不連続』、基本は連続、その反面単年度制なので不連続。それをどうつなげていくかということを日々しっかりとやっていけばそれが連続となる。

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