一般会葬者について
一般会葬者は、出棺を見送ったら解散し、火葬場へは同行しないのが普通です。しかし、故人ととくに親しかった場合などは、同行を申し出ても失礼にはあたりません。ただし、車の手配などがあるので、早めに遺族か世話役に伝えておくとよいでしょう。
逆に、遺族のほうから同行をお願いされることもあります。その場合は、できるだけ同行するのが礼儀です。また、引き続いて法要などが行われる場合も、友人や知人が同行することがあります。
火葬場では、納めの式の後、棺がかまどに入れられます。一般会葬者は遺族や親族に前を譲り、後ろの方に控えているようにしましょう。その後の焼香も、一般会葬者は遺族や親族が終わってから行います。
参列者は、火葬が終わるまで控室で待ちます。控室では茶菓子やお酒などが出されますが、大きな声で談笑したり酔っ払ってしまうのは厳禁です。故人の思い出などを語りながら、静かに待つようにします。
骨上げは、参列者全員の手で行います。2人1組になって、竹の箸で1片のお骨を同時にはさんで拾い上げ、骨壷の中に納めていきます。故人と縁の深い人から行い、1,2片拾ったら次の人に箸を渡します。途中でお骨を落したら、相手の方に(もう一度お願いします)と言って、落ち着いてやり直しましょう
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