あなたが最も美しい時、
髪もいちばん、美しい。
野生の動物たちの毛並みがもっとも美しくなるのは、最もよく恋をするようになる季節だとか。
人間も、身体のメカニズムの内には、やはりどこかに野生を残しているのでしょう。
女性の髪が最も美しく輝いて見える時期も、やはり10代後半からあ30歳過ぎくらいまで。
身も心も最も成熟している年代なのですね。
毛髪を育てる機能、髪の太さ、丈夫さ、弾力、つやなどが最高潮に達します。
いわば髪の女盛り。ところが、30代を過ぎる頃から、髪がやせ始め、
弱くなったりつやがなくなったりと髪の衰えが見え始めます。
いわば30代は髪のターニングポイントです。
地肌は大地。
髪は苗。
髪という苗が丈夫に育つには、地肌という大地が十分に耕されているということも大切な条件です。
頭皮の中には髪の製造工場があり、毛細血管により、髪の原料である養分が送られます。
中国では、髪を血餅というくらいで、血のエネルギーが十分に行き渡らないと、
美しい髪を保つことが出来ません。
ヘッドマッサージはこの毛細血管の血行を促すのに最適です。
また、脂性の人の場合は、毛穴の中に皮脂がたまり、髪の固着力が弱まり抜け毛の原因となります。
シャンプーで地肌を清潔に保つなど、髪という苗を育てるためのお手入れもお忘れなく。
10万本の1本1本が
神様の美しいデザイン。
神様がデザイナーとなり美しい髪を作り上げました。
毛髪の表面はクリスタルのような、つやと輝きを持ったキューティクルがとりまき、
波形を描きながら美しい紋様をつくっています。
この美しい紋様が髪のつやを出す正体。この紋様が傷つくと、つやも失われます。
ガラスを思い浮かべてください。傷の無いガラスは滑らかで光沢がありますが、
磨りガラスには光沢が無い。つまり、つやを失ったのは、キュ−ティクルが傷ついた証拠です。
乱暴なブラッシングは、特にこのキューティクルを傷つけやすいもの。
十分に気をつけて、輝くばかりの髪をいつまでも。
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